「はじめる」が一番楽しいという話

何かを「始めること」が好きだ。

物事を始めるときのドキドキは、慣れ親しんだこととはまた違った楽しさがある。

一人暮らしは始めたばかりが一番ワクワクするし、
もらいたての教科書は今後何度も見ることになるのについつい読み進めてしまう。

スポーツなんて、ぼくはどのウェアやシューズを買おうか悩んでいるときが一番楽しい。

誰にだってそういう感覚はあると思う。

ビールって最初の一口が一番美味しいじゃない?
もちろんその後も美味しいけれど、あの多幸感はやはり一口目でしか味わえない。

「始める」のは楽しいのだ。

この説を証明するために、もう少し詳しく話をしよう。

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ピザの場合

ピザが食べたくなったとする。

「今夜はピザだ!」

そう思いたった瞬間から心はワクワクし始める。

たとえ会社にいようが、この後面倒な会議があろうが
「ピザ!」となった瞬間は心躍ったはずだ。

あなたは急いで仕事を片付け、家に帰る。

普段なら億劫でしかない通勤電車の中でも今はニヤケが止まらない。
宅配ピザのサイトを見て、何を頼もうか考える。

電車を降り、家の近くのコンビニでチューハイとコーラと野菜スティックを買う。

もうこの時点でテンションはマックスである。

帰宅と同時に飲み物を冷凍庫に入れ、ピザ屋に電話をかけ注文をする。

そして待つ間にメイクを落とし、部屋着に着替える。

開放感。
そしてこれから待っている祭りのことを考えるとつい奇声をあげてしまいそうになる。

2、3度奇声をあげた頃、チャイムが鳴る。

苦情かと不安になったものの、ドアホンからはピザ屋の声。

「しまったすっぴんだ」と一瞬後悔するも扉を開ける。
こういうものは勢いだ。
どうせあっちも気にはしていまい。

玄関を開けた瞬間に飛び込んでくるピザの香り。

表情が緩む。
お金を払って受け取ると、両手にはずっしりとピザの重みと熱が。

もうこうなれば店員など用済みだ。

玄関の扉を閉めると、小走りでピザを運ぶ。

冷凍庫に入れたコーラはちょうどキンキンだ。

プシュッ。
コーラのいい音。
ピザの容器のふたを開ける。
もわっ。
一気に鼻に飛び込んでくる溶けたチーズの香り。
目を釘付けにする暴力的なピザの鮮やかさ。

うああああ!
たまんない!

ひと切れを手に取るとチーズはとろとろと官能的に伸び、半熟のトマトはジュルッと隣のひと切れに落ちる。

もう構っていられない。

落ちたトマトのことなど気にせず、あなたはピザを口に頬張る。

「これが、幸せだ……」

ピザと書いて幸せと読む。
今と書いて至福と読む。

念願のピザを口いっぱいに頬張ってあなたは全身で幸せを感じるのだ。

そして、その後、我に返り思うのだ。

「何でLサイズを頼んでしまったんだ」と。

Lサイズのピザを一人で食べきれるわけもなく、
あなたは翌朝、半分以上残ったピザを見て途方に暮れるのだ。
冷凍庫から出し忘れて凍ってしまったチューハイを見て後悔するのだ。

「人間だもの」

あなたは一人そう呟き、返事をするかのように冷蔵庫のモーターがブウンと鳴った。

「始める」のは一度きり

別に2日目のピザも、溶かしながら飲むチューハイも美味しくはある。

だけどピザの美味しさのピークは、食べ始めの一口だと思うのだ。

なんならピザのことを考え始めたときから、ピザはもう美味しい。
そして食べ始める瞬間にその幸せに最高潮を迎えるのだ。

始めるのは楽しい。

でも「始める」ことができるのはたった一度だけだ。

話が長くなった。
何が言いたいかというと、

ウェイ活、明日第一回目です。

まだチケットあります。
たくさんのご来場お待ちしています。

もちろん毎回楽しいイベントにするけれど、
「始める」のを楽しめるのは、明日だけ。

ピザを食べる前のように、今から楽しみです。

あと、ピザ食べたくなった。

「ウェイ活」始まります!
ブログでは紹介してなかったので告知! 今月から長者町raBBitで「ウェイ活」というイベントをさせてもらいます! 日時は毎月第2水曜日の...

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